13: Revolucion #2
メーデーの革命広場はさすがに盛り上がっていた。延々と続くフィデル・カストロの演説が広場の外まで響いていた。一眼レフのカメラを抱えて歩いていてる東洋人はやはり目立つらしく、ものめずらしそうに眺められ声をかけられつづけた。そしてこういう演説の中でも写真を撮ってくれというリクエストがガンガン入ってくるので、どんどん請け負って撮影していく。やはりこんなときでもCubano / Cubanaは明るい。撮ってくれと言ってノリノリでポーズを取る人、撮ってくれとリクエストしたもののちょっと照れくさそうにする人、おおはしゃぎの子供達。別にその場で液晶画面で撮った写真を見せるわけでもなく、住所を知らせて写真を送ってくれというわけでもない。ただ単に撮られる事に喜びを見出しているわけなのだ。いつの日かこのサイトで在りし日の自分に巡り逢えたりするのだろうか。
2006年6月25日初掲載
2016-05-04 13:08
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